ジビエってなぁに?
みなさんはこれまでジビエという言葉を聞いた事があるでしょうか?
ジビエ(GIBIER)はフランス語からきており、食材の目的で捕獲された野生の鳥獣のことを言います。(Wikipedia)
ジビエと一言にいっても、マガモ、アヒル、山鶉、キジ、ライチョウ、ヤマシギ、野うさぎ、鹿、イノシシなどがあげられます。
フランスではその昔、ジビエとは狩猟ができる階級の貴族のみが口にする事ができた高級食材でした。
フランスをはじめとしヨーロッパでジビエを食材とする際は、動物の尊い命を頂く事に感謝し、肉をはじめ内蔵や血など一匹まるごと頂くのが基本精神です。
このたび開催のときがわ町エコツアーでは、鹿肉バーベキューをお楽しみ頂けます。
美味しい鹿肉をただ頂くだけでなく、
このエコツアーをきっかけにその背景にある自然環境と人間の関係を考えたり、
尊い命をありがたく頂くという気持ちをもつきっかけとなれば幸いです。
日本の獣肉食の歴史
日本にも元来獣肉食の歴史がありました。
日本では古来、食用の家畜を育てる習慣が少なく、主に狩猟で得たシカやイノシシの肉を食していた。仏教伝来以降は、獣肉全般が敬遠されるようになっていったが、日本人の間で全く食べられなくなったという時期は見られない。
獣肉食に関する嫌悪感も時代と共に変わっていったが、おおむね、狩猟で得た獣肉は良い が家畜を殺した獣肉は駄目、そして足が多いほど駄目(哺乳類>鳥>魚)と考えられることが多かった(タコ・イカは例外)。
獣肉消費量が魚肉を上回るのは第二次世界大戦後の高度成長期より後のことである。(詳しくはWikipediaをご覧下さい)
鹿肉とワインの魅力に迫る!
ときがわ町エコツアーでもワインテイスティングを予定しておりますが、
ここでは鹿肉にあうとされているヨーロッパのワインを紹介します。
<<鹿肉と相性が合うワインの例>>
[フランスワイン] ● ブルゴーニュ 赤ハード / ローヌ 赤ハード
[イタリアワイン] ●トスカーナ 赤 辛口
[ポルトガルワイン] ● ダォンワイン 赤 辛口
鹿肉をはじめとし、ジビエの多くは赤みで香の強い肉で、その香りを一層引き立てるのがスパイスの役割です。
スパイスのきいたワインと言えば何と言っても赤ワイン。
料理の仕方にも左右されるのですが、シンプルなローストであれば果実味のある赤ワインが、
内蔵などを使った濃厚なソースの組み合わせや、煮込み料理にはしっかり塾生させたコクのある赤ワインがあいます。
ときがわ町エコツアーで用意する予定の「鹿肉バーベキュー」といった焼いた肉にはカベルネ(赤ワインの中でも重厚)などがあうといわれています。
ときがわ町どんぐり山の炭はどっしりと火持ちが良い一級品なので、これで焼き上げる鹿肉は最高です!
自然の中で味わう鹿肉バーベキューとワインテイスティングーーー。
鹿肉が初めての方もリピーターの方も、是非ときがわ町エコツアーのバーベキューを存分にお楽しみ下さい。
<鹿肉についての情報はこちらをご覧下さい>
特定非営利活動法人 伝統肉協会様 http://dentoniku.jp/
一般社団法人エゾシカ協会 http://www.yezodeer.com/
信州ジビエ http://gibier.nagano-ken.jp/
<エゾシカレシピはこちらをどうぞ>
おうちでエゾシカ料理 http://www.yezodeer.jp/shikanohi/recipe/
部位ごと楽しめるレシピ集 http://www.midorigaoka.ac.jp/kushirojc/ezosika/no03/recipe.html
鹿ハンバーグレシピ http://www.yezodeer.com/syokutaku/recipe/kushirofurusato/kushirofurusato.pdf